つかのまの忘れがたい日々

かみやまくんがいる日常

TRIANGLE―トライアングル― をみて

私がハロプロの舞台に興味を持ったきっかけは大好きだった熊井友理奈さんが福田花音さんと共演する事になった我らジャンヌだった。

 

この度、モーニング娘。15の小田ちゃんの恐ろしさが実感出来る舞台があるとの情報を仕入れDVDを入手した。

 

α、βと観て、正直な感想は

 

トライアングルちゃうやん!!!スクエアやんけ!

 

 

 

思わずエセ関西弁が出てしまうくらいツッコんだ。αはアサダとサクラ姫とキリ中尉の三角関係、βはローズウッドとアサダとサクラ姫の三角関係がメインだっていうのはわかってるんだけどね。

 

なんでこんなに救いがない話なんだろう。アサダもサクラ姫も惹かれ合っていたのに歯車が合わない。

 

というか、女王のお告げはアサダとサクラ姫をくっつけない為だったのではないかとさえ思う。

 

だってチーク卿の目的はスワスワの独占で最終的にはオメガ人を追い出す事だったし、ローズウッドがフることで結果的にローズウッドがアサダを引き止めてしまうという。

ローズウッドはキリ中尉とサクラ姫の婚約を進めていたのだし。

 

どちらのお告げを聞いてもサクラ姫とアサダは結ばれない。お告げの目的はやっぱりここなのだと思う。だけど誰か一人くらい感情のまま二人で駆け落ちして星を出よう!とかならなかったの?

駆け落ちしても星を出る直前で「やっぱり星を見捨てられない」とか言っちゃってBad endだろうけど。

 

 

キリ中尉とサクラ姫は多分、幸せになると思う。時々アサダを思い出して、でもその回数は年々減っていく。その年月の間にサクラ姫ならキリ中尉の良いところや自分に対する想いにも気づけるだろう。

 

でもアサダとローズウッドは違う。アサダは心の声を聞かなかったからセーフだと思っているが、あそこまでの態度と前台詞で気持ちに気付かないわけない。誤魔化して責任取るってカッコつけて潰れてしまえ!と思うくらいだ。お前も自分の意思をはっきり持てと。

ローズウッドも行動に打算があったと思うし、サクラ姫がアサダのこと好きなのを雰囲気てま知りながらアサダにちょっかいかけてるなんだかんだ嫌な奴だ。慈愛に満ちた人?そうかな。

 

結局、一番気持ちがわからないキャラはローズウッドだし、一生わかんなくて良いと思ってる。

 

この二人に関しては同情で繋がってると思う。いま、物分りが良いふりをしている分あとで苦しくなるだろう。

それにしても小田ちゃんのローズウッドは本当に恐ろしかった。凄みというか、本当に人生1回目??

β版に鞘師の殺陣がなかったのもがっかり。ファンは両方見るだろうけど、両方でみたい!

くどぅーはごがくゆうの頃と比べるとだいぶ何言ってるかわかるようになった。あと顔がかわいい。そして細い。だーいしも細いけど姫より細い。ちゃんと飯食ってるか???

あとは何と言ってもまーちゃん!ほんとに楽しそうではーちんとのコンビもなかなか。じっとじとのねっちょねちょした恋愛ものを吹き飛ばしてくれてダンスも歌も可愛かった。



なんてことを下書きでぐだぐだと書いていたら鞘師の卒業が発表された。


ひとり、エースを背負い17歳という絶頂期に自分の人生を決めた彼女。


誰かひとりでもグループ内に彼女にごがくゆうがいたのなら。

そう思ってしまう。


さゆの卒業公演で不調による悔しさや卒業のあれこれが詰まった涙を流しながら歌うBe Aliveを聞いたとき、これは道重さゆみという人の歌だったんだなと感じた。

初めて聞いたときは「これから売れるからついてこい」という決意の歌だと思ったけどあの場で歌われるとモーニング娘。を愛し、モーニング娘。を守って先輩も同期も見送って後輩ばかりのグループを自分の出来る限りにまで引っ張り上げた道重さゆみの歌だ。


LILIUMでの鞘師の絶叫がいまもふとした瞬間に蘇る。卒業まで2ヶ月、彼女の歌はどんな歌だろう。

17歳の彼女のこれからが幸せで溢れていますように。