つかのまの忘れがたい日々

かみやまくんがいる日常

好きな漫画

 
 
 
私は一生この漫画を読み返すだろうと思うものだけ購入することに決めている。
 
 
小説は逆で移動に時間がかかったり、待ち合わせまでの時間つぶしだったり、少しでも時間が空いているとついつい購入してしまう。
選ぶ時も内容を吟味するのではなく平積みされている新刊や人気ランキングから選ぶ。なぜならハズレがなさそうだから。(もちろん裏切られることもある。)
なので読書傾向はミーハーだ。
 
 
 
さらに速読1回、読み落とした伏線を回収するため2回、他人の感想を聞いて3回、、、とどんな小説でも何度も読むため購入したほうが楽なのだ。そしてある程度たまったら気に入ったものだけ残し後は古本屋に持って行く。
 
 
 
 
しかし漫画はちがう。外で気軽に漫画を読むには恥ずかしい年になってしまった。そのうえ、絵と文章という頭に入りやすい構成のため1回読めば理解できるし、大抵忘れない。
 
だから漫画を購入するときは内容を忘れなくても何度も読み返したいものだけと決めている。
 
ここに何度も読み返したい漫画とその理由を記録しておく。あと1年もしたら引越しなのでそのとき振り返ることができるように。
 
 
 
 
 
現在持っている漫画(購入順)
 
 
完結したもの
これは初めて自分で購入した漫画。読み返すことがなくなっても手放さないもの。
 

忘れてしまった感情を思い出させてくれる漫画。どん底まで落ち込んだときに読むとハッとさせられる。
 

ただただこんな恋愛がしたかった。どんなにわがままを言っても振り回しても五代くんの愛情は減ることがない。人寂しいときに読みたい漫画。
 

こんな高校時代を送りたかったと思うしかない。明るい気持ちのときに読む漫画。暗いときに読み返すと落ち込んでしまうので気をつけること。
 

わたしはどちらかというとまみりんタイプなのではじめは主人公が大っ嫌いだった。元気の押し売り、熱血、思い込み激しい、どうしてか人の中心にいる人。でも後半からはそんな主人公が愛おしくなる。特に最後は何度も読み返しても泣いてしまう。
 

胸が痛い青春。どこかデジャブを感じてしまうのは自分の青春はもう過ぎ去ってしまったということなのか。はぐちゃんと杉本くんよりも山田と真山の関係をみつめてしまう。山田の恋心が砕け散って美しい思い出になりませんように、と願う真山だがその恋心お前に向いてるんだよ。切ない気分を味わえる夜更かし用の漫画。
 
 
アラフォーで、綺麗で、巨乳で、モテて、仕事もできる。現実じゃそうそうありえない。最終的に主人公は結婚するが、これを読むと結婚できない自分が許される気がする。合わない価値観をぶつけられた時に読む漫画。
 

どうして私の高校時代にこの漫画はなかったのか。初恋の男の子と再会する王道ストーリー。ひたすら少女漫画の王道だ。横槍入れてくる報われない奴も出てくる。ステロボ・エッジの安藤くん、アオハライドの菊池くん、どうして2人とも魅力的なのに振られたのか疑問しかない。恋したいときに読む漫画。もうすぐ完結してしまう。
 

静かなのに感情が動かされる。波紋のように感情が入ってくる漫画。自分の人生、上手くいってないなーってときに読む。
 
 
未完結のもの
 
 
よつばがひたすらかわいい。癒し。夏休みに縁側で読む漫画。疲れた人を見るとこれ、読みなよと差し出したくなる漫画。なかなか完結しない。
 
心を閉ざした少年が温かい人たちに見守られて成長するハートフルストーリー。そして温かい人たちが温かくなるまでの人生ともじっくりと向き合える漫画。
漫画の登場人物なのに、人間よりも人間味がある。冷たい気持ちになったら読む漫画。
 
 
 
 
我ながらミーハーなラインナップである。
このほかにもまだあるのだが、一生自分の手元で手放すことなく生きていきたい漫画はこのくらいだ。
そう考えてみるとなんだか教訓めいた漫画が多いような気がする。なにも考えずに読めるのはアオハライドくらいだろうか。
 
 
とくにPapa told me繕い裁つ人、はちクロは考え方や生き方を変えてしまえるほどの力がある。
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いつか貴方の人生におけるターニングポイントはなんですか?と聞かれたときに「この漫画に出会ったこと」と答えることができたなら、幸せだろうと思う。