つかのまの忘れがたい日々

かみやまくんがいる日常

ラッキィィィィィィィ7 参戦しました

ジャニーズWEST CONCERT TOUR 2016 ラッキィィィィィィィ7

1/24 福岡マリンメッセ 1部 2部 に行ってきた。
 
 
結果、Hey! Say! JUMP 伊野尾慧とジャニーズWEST 神山智洋を掛け持ちします。
 
伊野尾慧に関しては半ば意地というか、BESTコンと主演ドラマと単独レギュラーバラエティを見るまでは絶対降りんからな!という執着もあり掛け持ちという道を選んだ。
 
 
 
 
普段、マリンメッセまでバスと新幹線で1時間半ほどの場所に住んでいる。しかし、今日は【普段】ではない。記録的な大寒波で福岡には珍しく雪が積もっていたので仕方なく10時前に会場にたどり着けるよう予定より2時間早く行動を起こした。
それでも9時半すぎにやっと会場に着き雪が舞う中、物販に並ぶと早めに会場が開いた。
 
ジャニストコールが起きるもバカみたいな寒さ、九州民の雪へのテンションのおかしさ、開演の遅れが揃った結果、会場のBGMでカラオケするファンたち。
 
バナナペンラが一様にええじゃないかの振りに揺れているのを見て、これからジャニーズWEST本人が出てきて歌う予定だったはずだがもしや雪のせいでコンサートが中止になってしまいジャスミンたちはマッチ売りの少女さながらバナナペンラが光ってる間だけはジャニーズWESTが歌い踊っている姿が見えるのかと思い私もバナナペンラを着けてええじゃないかの振りをしたが、やはりジャニーズWESTは見えなかった。
 
同じように粉もんも右に倣えでやってみたが、やはりジャニーズWESTは見えなかった。
 
果たしてあの瞬間、彼女らの目には何が見えていたのか。
会場に行き、開演前のBGMでカラオケをする省エネなのか贅沢なのかわからないジャニ活を目撃してしまった。
 
粉もんが終わると照明が落ち、ご本人登場である。なんと、裏で会場BGMによるカラオケを聞いていたらしく「心意気を貰ったので全力で返します」と言った神山くんがひたすらカッコよかった。
私自身、やたらと熱く語る人を小馬鹿にする癖があるので神山くんとの相性はとても悪いと感じていたが今日に限っていえば、悪天候で中止になるかもしれないという状況の上、作り出された1部の空気感はとてもエモいものだった。
 
感想を垂れ流せば、MCが面白いグループのコンサートに初めて参加したが、MCが面白いと休憩する場面なくてしんどい。もうほんとMCが面白い。普段は「一生懸命しゃべっててかわいいな」くらいの親戚の子を見る目でMCを見てるので衝撃だった。
C&Rが多く、タイミングが早いためなかなか難しかった。3.14はもう諦めた。しかも振りも振り付け動画上がってた?ってくらい揃っててビビった。
ファン層は幅広く、落ち着いた感じで盛り髪も花冠も少なくストレスフリーな双眼鏡ライフが送れる。
散々開演前にカラオケした上に、MCで他のグループの合いの手もこなし一体感すごかったのにテンションが上がった小瀧の「みんなも手ぇつなごうや」はなんとなくスルーする判断力の高いオタク集団。好き。
モンキー7のフォルムが可愛すぎる。1部は初めて7人成功したとかでめっちゃ喜んでた。
サングラス外さねぇ。顔についてていい余計なものは適度な長さの前髪だけやぞ。
メンバーが褒め上手というか太鼓持ちというか盛り上げ上手だった。
桐山照史は辛い人生送ってんのか?ってくらい挨拶が重くて能天気に生きようぜ、と声をかけてあげたい。
中間淳太はメルヘンじじい。さすがの猛獣使い。
重岡大毅のアイドル性は廃らない。
藤井流星の顔面が1人だけ画素数が違う。Blu-ray画質かと思うほど顔面が強い。
濵田崇裕の3.14はやばい。丸メガネに学ランのふざけた格好で真面目に歌う濵ちゃんの格好良さ。
小瀧望はとても19歳に見えないのにふとした瞬間に19歳を感じさせ「 ('・ェ・`)のんはまだ、19だから〜」*1って感じだった。
アイドルを応援する上で今後ファンをしていく中でその現場にいたか、いなかったかで今後の選択が変わる現場がある。担降りするときにブレーキになる現場だったり何度も繰り返し思い出して心の支えにする現場だったりって絶対あると思う。
ファンの思い入れが強くて、アイドルのボルテージも高まってる現場というか。個人的に24日の1部はそういう現場だった。
 
 
 
神山くんを掛け持ちしようと思ったのは2部での出来事だった。
ありがたいことにスタンドの2列目だったためトロッコに乗った神山くんが来た。私は神山くんの名前が書いてあるうちわを持っていたため、緊張のあまり見ることができなかった。だって本当にバカみたいなことを言うと、好きなアイドルのコンサートで好きなアイドルの名前が書いてあるうちわを持つって、告白じゃん。
本人にあなたが好きって宣言してるわけじゃん。すごく緊張するでしょ。
隣にいた子に「神山くん見れなかった」と純情ぶって報告したら「神山、こっち一瞥もしなかったよ」と言われた。なんだかアイドルとファンという関係性が強調された気がして滾った。
その場で掛け持ちを宣言して感情のままこのブログを書いている。
 
 
 
 
淳太くんが2部の最後に「家に帰るまでがラッキィィィィィィィ7やからね」と言ってはけていった。
 
新幹線はどうにか遅れて動いていたが、駅から自宅までのバスは運休し、一台もタクシーが無いタクシー乗り場には多くの人が並んでいた。
 
仕方が無いのでバスで20分の道を雪が積もって、溶けて凍って、その上に雪が積もったクソ歩きにくい道を1時間半かけて歩いた。
 
人影はなく、たまに道路を通るのは賃走のタクシーだけで点々とある街灯にいまだ降る雪が反射していた。心許なくてバナナペンラで道を照らした。
 
その瞬間、シャッフルにしていた音楽プレイヤーからラッキィスペシャルが流れ出しやはりあの光景はバナナペンラを灯していると間だけしか見れない幻だったのだと感じた。
 
 
私はまだ家に帰りたくない。
とても素敵なコンサートをありがとう。

*1:そんな小瀧くんの20歳への階段を見守るこの半年こそセンチメンタル・ジャーニー