みんなでデッカい花火打ち上げようぜ!
24時間TV つなぐ〜時を超えて笑顔を〜
2015年メインパーソナリティー
大人世代:V6
若者世代:Hey! Say! JUMP
Hey! Say! JUMP、結成8周年目にして24時間TVメインパーソナリティーに決定しました!!!
おめでとう!!!ありがとう!!!
V6先輩!よろしくお願いします!!!
日テレ春の特番での発表だった。当初はグループ全員が特番に出ているNEWSが最有力候補に挙げられており、私自身Hey! Say! JUMPだったら嬉しいけど、今年はNEWSだなぁ、NEWS頑張ってるもんなぁ、と思っていた。
20時直前、V6がメインパーソナリティーとして発表されさらに世代をつなぐ、ということでもう1組パーソナリティーがいるということが発表された。
そこで坂本くんが「僕の子供でもおかしくない」とおっしゃっられた。
坂本くんはいま43歳。Hey! Say! JUMPの平均年齢は23歳。
20歳のときの子供?キツくない?いや、でも若手の代名詞Hey! Say! JUMP…
しかしここで大量にJrを投入したりするのが俺たちのJ事務所、期待は禁物!
と、気を引き締めて発表を待った。
20時55分、カーテンの向こうには良く知った3人のシルエット。
思わず声が漏れた。両脇から一人づつ増えていき、よく見る9人の並びになった。
少し背伸びしたようなスーツと緊張した面持ちで口を開くと、そつなくV6を立てながら憧れていたことを告白する山田、緊張により(おそらく直前までえづいていたであろう)八乙女が雑に話を振って、ちょっと良いこと言おうとした有岡が噛んだり、それをメンバーみんなで笑って中島が締めようとしたら締めすぎて、といった全くもっていつも通りのぐっだぐだJUMPだった。
ジャニーズ事務所にいる限り、24時間TVのメインパーソナリティーをしてこそ一人前だという風潮がある。特にジェリー班においては24時間TVの後は爆推しが待っている。彼らは10周年までノンストップで駆けることが決定したようなものだ。
さらに、V6と一緒にメインパーソナリティーである。どんだけ大切に育てられてんだよ。
V6とHey! Say! JUMPの絡みといえば百識でイノッチ、岡田先輩と新入社員中島くらいの絡みしか思い浮かばない。聞くところによるとV6は6人中5人がシャイだと言う。Hey! Say! JUMPも9人中9人が真面目ゆえに先輩に絡みにいけないメンバーである。大丈夫だろうか。V6のみなさん、なにぞとHey! Say! JUMPをよろしくお願い致します。
私の中で印象に残っている24時間TVは嵐の相葉くんの手紙だ。「トップになりたい」この言葉から嵐の躍進が始まったように覚えている。
また、他のグループも「そりゃトップになりたいですよ!」と口にするようになった。
この「トップになりたい」。Hey! Say! JUMPではどんな言葉になるだろうか。
そう考えたとき思い浮かんだ言葉は一つしかなかった。
コンサートでもちょくちょく言われていて、いつかドカンと売れようって話していたのは山田だったか八乙女だったか。
デビューしたとき、全員で約束したことを思い出して。
“みんなでデッカい花火打ち上げようぜ!”って。
山田涼介 10000字インタビューより
こうして紙面に書かれるとクッサイ言葉だなって思っていたけれど、もはやそれは夢見た見えない明日ではない。必ず辿り着く明日だ。
いつだったかHey! Say! JUMPはどうなりたいの?と聞かれ答えに詰まった彼らがあのとき「嵐みたいになりたい」と言わなかったからこそいまがあるのだろう。
彼らは誰かになるのではなくHey! Say! JUMPになる。
Hey! Say! JUMPを知らない人には苦労なしのバレーボールデビュー組のエリートに見えるだろう。
好きになってこそ知れる部分がたくさんあるから、是非ともこの機会にHey! Say! JUMPを知って、興味を持って、彼らの明日を楽しもう。
デッカい花火を打ち上げるその日まで。